痴呆症と介護施設その比較

介護施設と家族

 

介護施設に痴呆症の親を預けている場合には家族の対応が難しいようですね。もちろん、本人には痴呆症の自覚がありませんから、どのような行動に出るかわかりません。時には家族による虐待や介護施設での虐待もあります。周りの人は一生懸命介護をしているつもりでも、周りの人と比較すると問題があると見られることも少なくないのです。

 

 

痴呆症になると自分の立場がよくわからなくなります。そのため、客観的な判断ができなくなります。施設の人や家族が判断することになります。施設には老人を守る義務があります。
例え家族であっても面会を拒否することができるのです。そのような処置が家族に理解される場合には問題ありませんが、家族との間で閾値がとなるケースが少なくありません。

 

 

家族は介護施設の対応に不満を持ち、介護施設は法に基づき処置をすることになります。どのような対応が痴呆症の老人にとって幸せなことなのかは個別に考える必要があります。画一的な対応はできないのです。

 

 

時には虐待によって事件となるケースもあります。通常の病人と比較すると介護施設での対応は難しいところがあります。誰でも人間ですから完璧な対応はできません。それが家族の不審を招くこともあります。トラブルになることでみんなが嫌な思いをします。それだけは避けたいものです。

 

 

認知症を正しく理解して、どのような対応をすべきかをしっかりと考えましょう。今は問題ないとしてもこれからのことを知っておきましょう。