痴呆症と介護施設その比較

痴呆症の治療費

 

痴呆症になると家族は大変です。精神的な痛手と治療費の両方がのしかかります。介護施設を比較して、どこにすべきか考えなければなりません。一般的な介護施設ではどのくらいの費用を見ておけばいいのでしょうか。比較的安価に済ますためには介護保険が適用される施設を選ぶことになります。

 

 

痴呆症に対応した認知症対応型共同生活介護施設としてグループホームが増えてきました。認知症でも快適に過ごすことができる環境を整えている施設です。費用は月額で6万円から15万円ぐらいです。費用が高くなるほど、環境は良くなると考えていいでしょう。

 

 

それから、特別養護老人ホームは一定の条件を満たした高齢者が入居できる施設です。1日2,000円と別に生活費が必要です。認知症の度合いによって必要な介護の質が異なります。

 

 

一見すると問題のない高齢者に見えても、実は認知症を患っているケースも少なくありません。また、家族が介護施設への入居をすすめても、本人が拒否してしまうこともよくあるのです。認知症は自分で自覚できない部分があるところが大きな問題なのです。いずれにしても、これから認知症の老人が増えていくことは間違いありません。

 

 

そのための費用を若い時から蓄えておくことを考えなければならないのかもしれません。日常生活で介護を必要とする重度の患者の場合はたくさんのお金が必要なのです。十分な介護を求めるなら、有料の老人ホームが一番ですが、費用は高くなります。家族で話し合うことが大切です。